業務案内Service

河川環境

近年の河川事業では、気候変動の影響により激甚化・頻発化する災害に対し、あらゆる関係者が協働して対応する「流域治水」が重要なキーワードとなっています。
流域治水の推進においては、「グリーンインフラ」の考えを取り入れ、防災機能に加えて自然環境が有する多様な機能を活かした持続可能で魅力ある地域づくりに貢献することが求められています。
当社では、多自然川づくり、自然環境の保全・復元、生態系ネットワークの形成、水循環系の確保、魅力ある水辺空間・賑わい創出など、防災・減災、環境、地域振興の総合的なコーディネートを行い、流域治水時代の河川環境に求められる対応策を幅広く提案します。

業務内容

多自然川づくり、河道内樹木管理、河道二極化対策、河岸浸食リスク、河川環境情報図、河川環境検討シート及び河川環境管理シート、かわまちづくり・かわたび、地域連携、環境教育、正常流量、気候変動に伴う渇水リスク評価、ダム運用の高度化(水力発電、弾力的管理)

砂州掘削、樹木伐採後の地形変化、樹木分布シミュレーションの例
環境教育の実施例

自然再生

治水や流域開発を目的とした河川改修は、地域の発展に貢献してきましたが、一方で河道の多様性は失われてきました。このことから、自然環境の保全や再生は重要な課題となっていますが、具体化にあたっては様々な技術が必要です。
社では、ネイチャーポジティブの実現に向けた30by30目標(※)の達成にも貢献するため、①対象地の動植物の状況把握、②河川環境と動植物との関係の評価、③インパクト-レスポンス分析、④河川水位や地下水位の解析に基づく植生予測、⑤将来環境の予測評価、⑥河川環境の定量目標の設定、⑦モニタリングとそれに基づく管理手法の検討等を通して、『河川の蛇行復元(釧路湿原)』、『湿原環境再生(釧路湿原や夕張川幌向地区等)』、『湿原・礫河原の再生、魚類の移動連続性の確保・回復(十勝川水系)』及び『旧川・湖沼の再生(石狩川下流)』等の自然再生に係る調査・検討・設計に取り組んでいます。
※2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。(環境省HPより抜粋)

業務内容

河川の蛇行復元、湖沼・湿原の再生、礫河原の再生、望ましい河畔林の再生、多様な河岸の再生、健全な生態系の保全・再生、広域的な生態系ネットワークの形成

釧路湿原の乾燥化抑制を目的とした土砂調整地
夕張川幌向地区の高層湿原再生地
札内川礫河原再生区間