湖沼に関する物質拡散シミュレーション(事例)

分野

環境(自然再生)

概要

 ラムサール条約に登録されたウトナイ湖では、土砂堆積の進行が顕著となり、約50年間で15%の面積が縮小しています。貴重な湿原域において土砂流入による乾燥化を防ぐ研究が必要となっています。


 水深の浅いウトナイ湖では、地下水量の出入りにより、湖内の流れが変化します。本研究では、バリオグラムを適用した地下水流動解析と湖内流動解析を連動させることでこの点を解決しました。