移動気象観測車
分野
防災(寒冷地・雪)概要
道路防雪対策の検討では、路線位置で異なる気象特性の把握が重要となります。当社では「移動気象観測車」により、「気温・路面温度」、「風向・風速」、「視程距離」、「日射量」、「ドライバー視点の走行画像撮影」、「車両位置の把握」等の気象データを走行しながら連続的に収集し、解析することができます。
活用範囲
1.雪況調査
調査対象路線について、起点から終点まで連続した観測を実施することが可能です。視程と気象条件を重ね合わせることにより、既設対策工の効果、対策必要区間の評価に大きな威力を発揮します。
2.道路の維持管理
スノーシェッド、シェルター、トンネル等、視程や路面状況が急変し易い箇所の詳細調査が可能であり、冬期の道路維持管理の検討・評価に威力を発揮します。
3.多様な調査業務
橋梁、トンネル、シェッド等における風向・風速・視程・環境調査、地質関連調査(風化機構や凍結深度の推定等)等、様々な調査等に活用可能です。