株式会社ドーコン

業務案内Service

04土質・地質分野

人も、建造物も、全ては「地盤」の上に。

私たちの周辺のインフラ等施設は、土質・地質の情報と無縁に考えることはできません。

そのため、土質・地質の情報をいかに正確に効率よく把握できるかがインフラ整備の成否を左右します。我々は五感をとぎすまし地盤と向き合うことで、土質・地質の高精度な情報を提供します。

地質部

岩盤

山岳地や丘陵を成す“岩盤”は、その一つ一つが異なった顔を持ちます。構造物建設や斜面安定の対策実施にあたって、安全・安心やコスト縮減を実現するためには、決して均質ではない岩盤の特性をいかに効率的に精度良く把握するかが重要となります。室内試験室や、道内随一の探査・試験設備を有している当社では、岩盤の地質調査に精通した専門スタッフが、構造物建設や斜面対策・環境対策等に必要な地質調査を計画立案し、設計・施工・維持管理に最適な条件を、解決すべき問題点を、そしてその解決への方策を提案します。

業務内容

ダム地質調査・解析・材料試験、山岳部の道路地質調査・解析、トンネル地質調査・地圧解析、橋梁・河川構造物等の基礎地質調査・解析、地すべり・斜面災害などの調査・解析・対策工検討、地下水の調査・解析、土壌・地下水汚染調査・解析

ダム基礎岩盤の調査・解析・評価技術
ダム建設における基礎岩盤評価・グラウチング解析評価・貯水池地すべり評価等について、従来の弾性波探査やボーリング調査、原位置試験等に加え、ボアホールカメラによる地盤内部の可視化、UAVでの空撮による俯瞰画像の画像処理なども取り入れ、高精度な各種調査結果を用いて総合的にダム基礎岩盤や貯水池地すべりの評価を実施します。

矢板工法により建設されたトンネルの老朽度調査
主に高度成長期に矢板工法で建設されたトンネルは、覆工背面の空洞形成や覆工コンクリートの劣化など、老朽化が課題となっています。レーダー探査・簡易ボーリングによる覆工背面の空洞分布調査、覆工コンクリートを用いた強度試験や中性化試験を行って、トンネルの健全度を評価し、対策工の必要性を判断します。

調査・試験項目

地形解析・地質踏査、ボーリング調査・透水試験・検層、弾性波探査・電気探査、物理試験・力学試験・品質試験、岩盤の原位置試験、重金属など有害物質含有・溶出量試験、地すべり・地下水などの現地計測・観測

せん断方向を制御する姿勢制御せん断試験
地すべりのすべり面を直接観察(集水井の壁面)
高圧力(5MPa)拘束下の岩石三軸試験
UAVを利用した空中写真撮影

軟弱地盤

軟弱地盤、特に泥炭性軟弱地盤では、盛土や掘削により、すべり破壊、沈下および周辺地盤の変位等が発生し、構造物の機能に障害をもたらす場合があります。
設計段階において、軟弱地盤の性状を的確に把握することによって、軟弱地盤解析により問題点および対策を検討し、設計に反映させることが重要です。
当社では、各種原位置試験や土質試験により、設計及び解析に必要な地盤データを的確に把握し、軟弱地盤解析結果に基づいて現地状況及び環境等に配慮した対策工法を提案します。
さらに、各種解析ソフトを揃えており、必要に応じて静的変形、耐震、地盤振動、浸透及び地盤の熱伝導問題に対する詳細な解析結果を提供します。

業務内容

河川関連地質調査・軟弱地盤及び浸透解析、 道路関連地質調査・軟弱地盤解析、 各種構造物基礎調査、 上下水道関連地質調査、 盛土構造物耐震解析、 地盤振動解析、凍土凍結調査・地盤熱伝導解析

寒冷地切土のり面および小段に発生する
凍上変状に対する対策工

寒冷地における凍上被害を防止する目的で、TEMP/Wを用いた二次元FEM熱伝導解析により、のり面ふとん篭+断熱材によるのり面凍上対策工を考案しました。この解析は、背面の土質やその地域での凍結指数に応じて断熱材の厚さを計算するものです。施工後、変状の発生は確認されておらず、その効果が実証されました。
軟弱地盤の調査の精度を向上させる
三成分コーン貫入試験

従来のコーン貫入試験は、地盤が砂であるか粘土であるかを明確に判断することができないため、ピートサンプリングを併用して土質を判定していました。当社で採用している三成分コーン貫入試験は、1回の調査で「先端抵抗」「間隙水圧」「周面摩擦抵抗」の三つの成分を計測し、地盤の土質や強度を判定、軟弱地盤土層をより正確に調査します。
河川堤防の浸透に対する安全性照査

洪水時の河川堤防の被害は、降雨および河川水の浸透により発生します。浸透に対する堤防の安全性照査は、そのような堤防破壊のメカニズムを踏まえた技術的知見に基づく水理学的、力学的手法を取り入れ、所定の安全性が確保されているか照査するものです。この照査の結果を活用することで、水害の予防に貢献します。

調査・試験項目

ボーリング及び各種原位置試験、 土の物理・力学試験、 軟弱地盤解析(圧密沈下・安定・対策工法)、 有限要素法解析(静的変形・耐震・地盤振動・浸透・熱伝導)

軟弱地盤安定解析例
地盤液状化解析例
地盤振動解析例
地盤熱伝導解析例

環境地質

河川改修・トンネル掘削・切土などの建設工事を行う時に周辺の地下水環境に影響を与え、湿原植生や樹木へ悪影響を及ぼす、井戸や湧水が涸れる、水質が悪化するといった問題が生じる場合があります。また、掘削に伴って発生する土砂等には自然に由来するヒ素・鉛などの有害な重金属等が含まれる場合があります。
この様な問題に対処するには、地質・土質、地下水、理化学分析等の幅広い知識が求められます。当社では、地下水調査・解析分野と理化学分析分野の技術者、廃棄物処理や処分場設計部門技術者との連携により、建設工事による環境問題を総合的に解決する体制を整えています。また、都市型の人為汚染も含めた土壌・地下水汚染問題に対しては専門スタッフによる「土壌・地下水汚染対策チーム」を組織し、調査・解析から対策に至るまでの方策を提案します。

業務内容

水文調査・解析、 地下水調査・解析、 土壌地下水汚染調査・解析、 土壌汚染対策法に基づく指定調査機関

重金属等を含むトンネルずり処理のコスト縮減化技術
自然由来の重金属等を含むトンネルずり対策において、従来の対策工法(遮水工、不溶化等)は掘削ずりのみへの対策でした。当社ではリスク評価の手法を用い、ずり盛土箇所周辺の水理地質モデルを構築・解析することで、未固結堆積物地盤における重金属拡散・遅延等の効果を見込み、より経済的な対策工の提案をします。
水文・地下水調査解析、土壌・地下水汚染調査解析
河川改修・トンネル掘削などの建設工事に伴う周辺の地下水環境への影響評価、有害な重金属による汚染の調査・解析など、土壌・地下水の環境問題を総合的に解決します。ボーリング調査、特定有 害物質等の理化学分析、三次元地下水流動シミュレーション、汚染物質の三次元移流分散シミュレーションなどにも対応します。

調査・試験項目

地形・水理地質踏査、地下水観測、 ボーリング調査・透水試験・検層、 物理探査、X線回折試験、物理試験、 表層土壌・ガス調査(土対法)、 特定有害物質等の理化学分析、 三次元地下水流動シミュレーション、 汚染物質の三次元移流分散シミュレーション

河川流量観測