新千歳空港IC

プロジェクト名称

北海道縦貫自動車道新千歳空港インターチェンジ

課題

 新千歳空港は、年間約1,800万人の乗降客数を有し、国内各都市へ直結するほか、国際定期路線やチャーター便の運航など、北の玄関口として大きな役割を果たしている。
 千歳インターチェンジから新千歳空港へのアクセスルートは、千歳市街地を経由するため、信号が多く、特に冬季においては交通渋滞も発生し円滑性、定時性が損なわれているほか、交差点を右左折するルートであり、複雑で分かりづらいアクセスルートとなっているなど、空港アクセス機能の強化が必要であった。

結果

 新千歳空港のアクセス機能強化に対し、高速道路と空港を直結する新ルートは、市街地を通過しない信号の少ない専用的ルートとなることから、空港への円滑性・定時性が確保されるルートとなり、空港利用者の利便性向上、航空貨物の効率化が期待される。また、アクセス方法が分かりやすいため、今後確実に増加するレンタカーで周遊する道外観光客にとってもメリットとなり、道内各観光地への周遊観光を支援することで観光振興に寄与する。