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環境事業本部 地質部 副主幹 大久保 智穗

「誰もが働きやすい職場」
をつくる

環境事業本部 地質部 副主幹 大久保 智穗 Chiho OKUBO 1999年入社

現在の仕事について
教えて下さい。

 入社当初からずっと地質部に勤務しています。地質部では橋梁・道路・ダムなど土木構造物を建造する際に、その下の地盤性状を適切に把握し、場合によっては様々な対策工を提案する仕事をしています。地盤が軟らかいか(土砂系の地盤)、硬いか(岩盤系の地盤)で仕事内容も変わってきます。

 私は土砂系を扱うグループに所属しています。主な仕事は「軟弱地盤」と呼ばれる軟らかい地盤上の盛土や掘削に関するものです。軟弱地盤上に盛土をすると、すべり破壊、沈下および周辺地盤の変位等が発生し、構造物の機能に障害をもたらす場合があります。このため、各種地質調査や原位置試験、室内試験により地盤の性状を的確に把握するとともに問題点の抽出を行い、解析等によって対策を検討し、設計に反映させています。また地震時における盛土の耐震性能の照査も行っており、全国の高速道路や高規格道路について、地震が起きでも安全安心な構造となるよう設計に反映させています。

仕事をする上で
もっとも大切だと
考えている事や
心がけている事は?

 建設コンサルタントには各専門分野のスペシャリストがそろっていて、一つの業務で複数分野のスペシャリストの技術と知識が必要となることが多いです。このため、社内での人脈作りやコミュニケーションスキルを高めることがとても大切だと感じます。

 平成26年に社内で発足した「女性技術者の会」では、年齢も部門も異なる女性技術者が年数回、意見交換や研修を行い、その後の懇親会ではお酒を飲みながらざっくばらんに話しをするなど、人脈をひろげる良い機会となっています。

 また普段心がけていることは、作業の効率化です。この業界は残業時間が多いイメージがあると思いますが、子供が小さく頼れる親族が近くにいないため、「終わりの時間を意識」してメリハリのある作業をすることで、残業時間を極力減らすよう心がけています。

私のキャリアステップ

入社内容
1年目地質部土質グループに配属される
大学院の専門分野が道路工学であったため、土質分野について先輩に色々な技術指導をしてもらいながら、勉強の日々。
5年目H15年十勝沖地震発生
その日のうちに現地入りし、5日間帯広管内の被災箇所の現地調査を実施する。その後、被災した国道の被災原因の把握と対策工法を提案し、採用される。
6年目主任に昇格
地盤工学会北海道支部で発表した論文が支部長賞を受賞。民間女性初の受賞ということで業界紙に記事が掲載される。
8年目第一子誕生
約一年の育児休業を取得し、翌年4月から復帰。
復帰後は実母に頼りながら仕事と育児を両立するも、夜泣きに悩まされて万年寝不足状態が一年ほど続く・・・。
9年目技術士(建設部門)を取得
建設コンサルタント業界では重要な資格であるため、取得できて一安心。
13年目自分で執筆した提案書が採用され、第二東名高速道路の地質調査業務の責任者になる。
16年目第二子誕生
約一年の育児休業を取得し、8年ぶりの新生児の育児に四苦八苦。翌年4月から復帰。
復帰後は頼れる親族が近くにいないため、子供の風邪等には夫婦で交互に休みをとるなど二人三脚で仕事と育児を両立。
17年目前年度発足した女性技術者の会に本格的に参加
会合はもとより懇親会という名の飲み会を楽しみにしている。
18年目副主幹に昇格
現在は地質部道路班土質グループに属し、特に高規格道路の地質調査業務の責任者を務める。

今後の目標を教えて下さい。

 定年まで無事に勤め上げることです。(笑)

 また、現在、下の子供が小さく、色々と周りの社員に協力してもらっています。例えば泊まり出張のある業務や遠方の業務の担当を外してもらうなどの配慮には大変感謝しています。

 そのため、今後、介護休職や育児休職などで一時的に職場を離れたり、時短勤務などを希望する人がいる場合、今度は自分がフォローする立場になって、「誰もが働きやすい職場」となるよう助け合えることが出来ればと考えています。

道内の高規格道路で採用した軟弱地盤対策工(地盤改良工法)

軟弱地盤の代表例「泥炭地盤」