建設コンサルタントとは

国民共通の資産「社会資本」の整備

 災害から守るための河川、海岸、砂防、通勤や通学で利用する鉄道、道路、空港、そして生活に欠かせない上下水道、電気、通信・・・私たちの日常生活はこのような様々な社会資本によって支えられています。これらの社会資本の整備においては、多様な国民のニーズを的確に把握し、より良いものを適切な費用で提供する事が求められています。国民のニーズが社会資本として実現するまでの間には沢山の人が関わり、実現した後もその社会資本の維持管理や更新という課題を解決していかなければなりません。社会資本整備において国民のニーズの把握や工事の指示・決定・工程管理を行うのが「行政」、実際に道路や建物を施工するのはゼネコン等の「建設会社」です。私たち建設コンサルタントは企画から調査・計画・設計、施工管理、維持管理まで社会資本整備のほぼすべての段階で関わり、行政と建設会社の両者に技術的なサービスを行っています。

これから建設コンサルタントが果たしていく役割

 近年、社会資本整備を取り巻く環境が大きく変化し、建設コンサルタントは行政のパートナーとしての役割だけではなく、社会的合意形成や事業執行マネジメントを代わって担当する役割も増えてきました。このようなことから、これまで蓄積した技術・知識、人材等のストックを最大限に活用するとともに技術開発を積極的に行い、様々な領域で責任ある立場で活躍することによって、社会資本整備の推進に貢献しています。
 そして2014年7月には本格的な人口減少社会の到来、巨大災害等に対する危機意識を共有し、未来を切り開いて聞くための「国土のグランドデザイン2050」が策定・公表されました。高度成長期に集中整備したインフラの老朽化問題、公共交通ネットワークの再構築・コンパクトシティ形成の推進、防災先進社会の構築、スマート・インフラへの進化促進など、目指すべき国土の姿を実現するために、建設コンサルタントの果たしていく役割はこれまでに増して大きくなっていくと言えるでしょう。