平成18年度 一般国道337号長沼町~江別市間道央圏連絡道路環境影響評価業務

発注者

国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部

業務工期

平成18年 4月 7日~平成19年 3月23日

業務概要

 本業務は、道央圏連絡道路(長沼町~江別市間:約22km)について、環境影響評価法に基づく環境影響評価を行った業務です。環境要素としては、大気質、騒音、低周波音、振動、地形及び地質、日照阻害、動物、植物、生態系、景観、人と自然との触れ合いの活動の場、廃棄物等をとりあげ、事業による影響について調査、予測・評価、環境保全措置の検討を行い、環境影響評価準備書を作成しました。

業務概要

○環境上のコントロールポイント(重要箇所)の抽出とルートの比較検討の実施
 現地調査で得られた重要な動植物種の生息・生育地などを環境上のコントロールポイント(重要箇所)として抽出し、これらへの影響を回避・低減する複数案のルート設定を行いました。さらに、設定された複数案のルートについて動植物・生態系、景観、経済性、周辺土地利用など総合的観点から比較検討を行い、最も有利となる区域を対象道路事業実施区域として設定しました。

○環境保全措置の検討経緯の整理
 環境影響評価に関する動向として、平成17年3月に基本的事項の改正や平成18年3月に主務省令の改正があり、新たに環境保全措置の検討経緯を記載するように定められました。これを受けて、過年度に実施したPI(パブリック・インボルブメント:住民参加型のみちづくり)から環境影響評価準備書に至る過程における環境保全措置の検討経緯を段階的に整理し、環境影響評価準備書にわかりやすくとりまとめました。

環境保全措置の検討結果(複数案の区域の比較)

公告・縦覧された
環境影響評価準備書