ICT活用
ICTで仕事をもっと賢く便利に。
建設業界では、複雑な社会環境問題への対応のために、膨大な情報を処理・活用することが求められており、ICT(情報通信技術)の活用が必須となっています。当社では、社内ICT環境の整備、先行的な技術検証・技術開発を進めるとともに、各種社内講習会の開催を通じて、ICTに関する社内技術の普及と技術者育成に取り組んでいます。
AIの社会実装に向けた研究開発
膨大なデジタルデータが生成・収集・蓄積されるなか、社会基盤に関わるビッグデータを迅速に計算処理し、分析することが望まれています。そのため、データサイエンスの知見に基づき、データベースを活用した並列演算による解析プログラムの高速化等で業務改革を実現しています。また、AI(機械学習)によるデータの分析や予測等の概念検証など、業務活用に向けたAI技術の研究開発、社内への技術普及に取り組んでいます。
3次元モデリングの技術検証
近年のBIM/CIM活用業務では、現況モデル作成の際に、ドローンやレーザースキャナ等で取得した点群データを活用する機会が増えており、これら3次元データを作成・活用する技術(VR/AR・SfM・ドローン等)が重要となっています。当社では、業務効率化を目指し、日々進化する3次元データの作成・活用技術に対する先行的な技術検証および点群データの共有・管理手法についての検証を推し進めています。
社内データ統合基盤の構築と運用
建設コンサルタント業務では、社会基盤整備における調査・計画・設計を行っており、GISやモバイルツールを用いて、分野横断的なソリューションを提案しています。当社では、様々な位置情報を有するデータの共有基盤としてGISプラットフォームを構築し、各種インフラモデルの作成・共有・管理・解析のほか、国土交通省をはじめとするオープンデータのGISプラットフォーム上での共有・活用にも取り組んでいます。