環境地質
 河川改修・トンネル掘削・切土などの建設工事を行う時に周辺の地下水環境に影響を与え、湿原植生や樹木へ悪影響を及ぼす、井戸や湧水が涸れる、水質が悪化するといった障害が生じる場合があります。また、掘削に伴って発生する土砂には自然に由来するヒ素・鉛などの有害な重金属が含まれる場合があります。
 この様な問題に対処するには、地質・土質、地下水、理化学分析等の幅広い知識が求められます。当社では、地下水調査・解析分野と理化学分析分野の技術者、廃棄物処理や処分場設計部門技術者との連携により、建設工事による環境問題を総合的に解決する体制を整えています。また、都市型の人為汚染も含めた土壌・地下水汚染問題に対しては専門スタッフによる「土壌・地下水汚染対策チーム」を組織し、調査・解析から対策に至るまでの方策を提案します。

業務内容

水文調査・解析、 地下水調査・解析、 土壌地下水汚染調査・解析、 土壌汚染対策法に基づく指定調査機関

重金属を含むトンネルずり処理のコスト縮減化技術

自然由来の重金属を含むトンネルずり対策において、従来の対策工法(遮水工、不溶化等)は掘削ずりのみへの対策でした。当社ではリスク評価の手法を用い、ずり盛土箇所周辺の水理地質モデルを構築・解析することで、未固結堆積物地盤の重金属拡散・遅延等の効果を見込み、より経済的な対策工の提案をします。

水文・地下水調査解析、土壌・地下水汚染調査解析

河川改修・トンネル掘削などの建設工事に伴う周辺の地下水環境への影響評価、有害な重金属による汚染の調査解析など、土壌・地下水の環境問題を総合的に解決します。ボーリング調査、特定有 害物質等の理化学分析、三次元地下水流動シミュレーション、汚染物質の三次元移流分散シミュレーションなどにも対応します。

調査・試験項目

河川流量観測

地形・水理地質踏査、地下水観測、 ボーリング調査・透水試験・検層、 物理探査、X線回折試験、物理試験、 表層土壌・ガス調査(土対法)、 特定有害物質等の理化学分析、 三次元地下水流動シミュレーション、 汚染物質の三次元移流分散シミュレーション

事例

平成28年度
函館新外環状道路函館市空港道路土工計画検討業務 国土交通省北海道開発局
平成27年度
深川留萌自動車道留萌市バンゴベトンネル掘削土検討業務 国土交通省北海道開発局
平成26年度
小石川広域河川改修工事(土壌環境調査) 北海道
平成25年度
日高自動車道日高町門別厚賀道路地下水対策検討業務 国土交通省北海道開発局
平成25年度
平成25年度函館新外環状道路函館市空港道路水文環境調査検討業務 国土交通省北海道開発局
平成24年度
北海道新幹線、自然由来重金属の対応方針検討4 一般社団法人北海道環境保全技術協会
平成23年度
(仮称)市民運動広場用地土壌調査業務その3 北海道札幌市
平成22年度
ふるさと銀河線跡地利用計画に係る土壌調査委託 北海道北見市
平成21年度
一般国道44号釧路町釧路外環状道路土壌調査業務 国土交通省北海道開発局

表彰