軟弱地盤
 軟弱地盤、特に泥炭性軟弱地盤では、盛土や掘削により、すべり破壊、沈下および周辺地盤の変位等が発生し、構造物の機能に障害をもたらす場合があります。
 設計段階において、軟弱地盤の性状を的確に把握し、軟弱地盤解析により問題点および対策を検討し、設計に反映させることが重要です。
 当社では、各種原位置試験や土質試験により、設計及び解析に必要な地盤データを的確に把握し、軟弱地盤解析結果に基づいて現地状況及び環境等に配慮した対策工法を提案します。
 さらに、各種解析ソフトを揃えており、必要に応じて静的変形、耐震、地盤振動、浸透及び地盤の熱伝導問題に対する詳細な解析結果を提供します。

業務内容

河川関連地質調査・軟弱地盤及び浸透解析、 道路関連地質調査・軟弱地盤解析、 各種構造物基礎調査、 上下水道関連地質調査、 盛土構造物耐震解析、 地盤振動解析、凍土凍結調査・地盤熱伝導解析

寒冷地切土のり面および小段に発生する
凍上変状に対する対策工

寒冷地における凍上被害を防止する目的で、TEMP/Wを用いた二次元FEM熱伝導解析により、のり面ふとん篭+断熱材によるのり面凍上対策工を考案しました。この解析は、背面の土質やその地域での凍結指数に応じて断熱材の厚さを計算するものです。施工後、2シーズンが経過し、変状の発生は確認されておらず、その効果が実証されました。

軟弱地盤の調査の精度を向上させる
三成分コーン貫入試験

従来のコーン貫入試験は、地盤が砂であるか粘土であるかを明確に判断することができないため、ピートサンプリングを併用して土質を判定していました。当社で採用している三成分コーン貫入試験は、1回の調査で「先端抵抗」「間隙水圧」「周面摩擦抵抗」の三つの成分を計測し、地盤の土質や強度を判定、軟弱地盤土層をより正確に調査します。

河川堤防の浸透に対する安全性照査

洪水時の河川堤防の被害は、降雨および河川水の浸透により発生します。浸透に対する堤防の安全性照査は、そのような堤防破壊のメカニズムを踏まえた技術的知見に基づく水理学的、力学的手法を取り入れ、所定の安全性が確保されているか照査するものです。この照査の結果を活用することで、水害の予防に貢献します。

調査・試験項目

ボーリング及び各種原位置試験、 土の物理・力学試験、 軟弱地盤解析(圧密沈下・安定・対策工法)、 有限要素解析(静的変形・耐震・地盤振動・浸透)

軟弱地盤安定解析例

地盤液状化解析例

地盤振動解析例

地盤熱伝導解析例

事例

平成27年度
一般国道5号仁木町仁木南地質調査業務 国土交通省北海道開発局
平成26年度
白銀市川環状線道路改築地質調査業務委託 青森県
平成25年度
深川留萌自動車道道路解析調査外一連業務 国土交通省北海道開発局
平成25年度
北海道横断自動車道阿寒釧路間軟弱地盤解析業務 国土交通省北海道開発局
平成25年度
北村遊水地周囲堤外地質調査業務 国土交通省北海道開発局
平成24年度
高城川地質調査業務委託 宮城県仙台土木事務所
平成24年度
一般国道40号天塩町天塩防災軟弱地盤解析業務 国土交通省北海道開発局
平成24年度
北海道新幹線倶知安地区地質調査 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
平成23年度
帯広広尾自動車道幕別町軟弱地盤対策検討外業務 国土交通省北海道開発局
平成22年度
江別河川事務所管内築堤施工管理検討業務 国土交通省北海道開発局
平成21年度
石狩川中流地質調査業務 国土交通省北海道開発局