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地下鉄物流社会実験を行っています
2010.09.08
 株式会社ドーコンは、札幌市営地下鉄東西線(大通~新さっぽろ間)で札幌市・ヤマト運輸株式会社との共同による地下鉄物流社会実験を実施しています。本社会実験は都市内の物流の一部 をトラックから地下鉄に転換することで、環境にやさしい大都市圏の新しい物流インフラの試みとして、全国に先駆けて取り組むものです。
 都市内物流のさまざまな問題に対して、交通工学的な側面だけでなく社会科学的な側面からもアプローチを行い、各種都市内物流の問題の解決に向けての検討を進めていきます。

概要

実施主体
札幌市・都市型新物流システム研究会(株式会社ドーコン、ヤマト運輸株式会社)
実施期間
平成22年9月2日(木)~9月15日(水)
実施時間
10時~14時(乗降客の多い朝夕のラッシュ時を回避)
実施区間
ヤマト運輸(株)札幌ベース(厚別区厚別中央)~大通宅急便センター(中央区南1条西5丁目)、地下鉄は札幌市営地下鉄東西線 大通駅~新さっぽろ駅間を利用。

※都市型新物流システム研究会は、都心内のさまざまな物流問題の解決のために学・民共同で設立されたものです。構成メンバーは、株式会社ドーコンのほか、東京海洋大学流通情報工学科 兵藤哲朗教授、札幌大谷大学短期大学部 平岡祥孝教授、京都大学大学院工学研究科 山田忠史准教授、北見工業大学土木開発工学科寒冷地工学講座 高橋清准教授といった学識者に加え、ヤマト運輸株式会社となっており、随時北海道の経済界などから別途意見を聞きながらの運営となっています。