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「来道外国人観光客の満足度向上を支援する多言語自動音声翻訳技術の実証実験」の実施について
2009.12.25
 ドーコンでは、北海道日本電気ソフトウェア(株)及び(独)情報通信研究機構(NICT)と共同し、増加する来道外国人観光客に対し、観光現場での円滑なコミュニケーションを支援することを目指し、平成21年度において「来道外国人観光客の満足度向上を支援する多言語自動音声翻訳技術の実証実験(以下実証実験)」を実施します。
 自動音声翻訳技術の翻訳精度の飛躍的向上及び訪日観光分野における同技術を活用したサービスの早期実用化を図るため、総務省が民間法人等に委託し、国内の5地域において、日本への外国人観光客の誘致促進による国内観光産業振興、地域経済活性化に資する同技術を活用した開発・実証プロジェクトを実施しています。本実証実験は、その一環として、スキー場や雪祭り会場など北海道の特徴的な観光シーンの中における自動音声翻訳技術の可能性を検証することを目的としています。
 本実証実験は、(株)ドーコンや北海道日本電気ソフトウェア(株)、(独)情報通信研究機構などによって構成される北海道音声翻訳実証実験運営協議会が主体となり、札幌圏、富良野圏(富良野市・上富良野町・占冠村)、知床圏(斜里町・清里町・標津町)の3地域を対象とし、札幌圏を皮切りに平成21年12月28日から平成22年2月22日まで実施する予定です。

概要


実施主体
北海道音声翻訳実証実験運営協議会
実証機関
(株)ドーコン(開発実証責任者)、北海道日本電気ソフトウェア(株)、(独)情報通信研究機構(NICT)(以上共同事業者)、(社)北海道観光振興機構、(株)ツーリズム・マーケティング研究所(JTM)(以上関連事業者)
実施時期
札幌圏(平成21年12月28日~平成22年2月22日)
富良野圏(平成22年1月15日~平成22年2月22日)
知床圏(平成22年2月5日~平成22年2月22日)