ニュース
ドーコンとNTTドコモ、「サイクルシェアリング」の取り組みを共同推進
2009.12.01
 株式会社ドーコン(以下ドーコン)と株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田隆持、以下 ドコモ)は、「サイクルシェアリング※」(コミュニティサイクル)の取り組みを共同で推進していくことについて合意いたしました。

 「サイクルシェアリング」の取り組みの一環として、2010年6月1日より4ヶ月間、札幌市内で実証実験を行います。ドーコンは、今夏に実施した「コミュニティサイクル社会実験」の知見を活かし、さらに利便性を高めた新たな実証実験を企画・運営します。ドコモはケータイを中心とした位置情報、決済処理等の各種プラットフォームを構築・運用します。

 ドーコンとドコモは、新たなまちづくりの手段として、また、環境に配慮した移動手段として事業化を期待されている「サイクルシェアリング」に対し、サイクルポートの効果的な配置とケータイを介した遠隔管理、決済処理、ナビゲーション機能を活用することにより、本格的な普及に向けた事業性検証を行います。

 ドーコンとドコモは、移動手段としての自転車と情報端末としてのケータイを組み合わせることにより、都市・地域における新たなイノベーションの創造を目指しています。

実証実験の概要


実験期間
2010年6月1日(火)~9月30日(木)
実施場所
北海道 札幌市内

【サイクルシェアリング※ 】
自転車をどこでも借りられてどこでも返せる自転車共同利用サービス(コミュニティサイクル)のことです。2007年にフランスのパリ市でvelib(べリブ)というコミュニティサイクルが導入されるなど、欧米諸国では既に都市の顔として定着しています。最近では、我が国でも多くの都市で社会実験が行われています。