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「音声入力を用いた橋梁点検支援システム」が「建設の安全」12月号で優秀作品として紹介されました
2006.12.25
 当社とNTTコムウェア㈱と共同開発し、特許出願中の「音声入力を用いた橋梁点検支援システム」が建設業労働災害防止協会による平成18年度の建設業の安全衛生に係る優秀な発明・考案に対する「顕彰基金による顕彰」応募の中で優秀な作品として紹介されました(「建設の安全」12月号 2006 NO.429)。

『音声入力を用いた橋梁点検支援システム』の概要

 橋梁の点検は、橋脚上の支承点検や箱桁内の点検などの高い箇所や暗く狭い箇所で点検を行わなければなりません。特に積雪寒冷地では滑り易く、またメモを取るため、両手で体を支えることができず、とても危険な状態で点検作業を行っています。  このようなことから、点検者が小型録音機を装備し、点検結果を音声で記録して、パソコンで取り込み、自動的に帳票に記録できる安全で効率的なシステムを開発しました。

システム利用のメリット

(1)ハンズフリーのマイクで音声入力することで点検員の安全性を確保
(2)点検結果と写真が自動で関連づけられ、さらに自動で帳票が作成されるため、転記ミスなどがなく、正確で効率的な点検を実現
(3)点検した事が声で確認されることから、説明責任に寄与
(4)点検時必要なのは、マイクとICレコーダーのみと、点検作業自体の手間を極力増やさずに、上記の効果を実現
上記の問合せについては、構造部(011-801-1540)までお願いします。